低公害バス運行再開

本日は低公害バスの運行再開日。
しかも、今年から1台が電気バスになるというので、早速様子を見に行ってきました。

パッと見でもわかるほど大きなガラス窓と、奥日光の四季や生き物がラッピングされたボディ。
上部には、【電気で走る地球にやさしいバス】と書かれています。

車内は以前よりも座席数が少なく、全部で27席。
画像左手前の運転席の真後ろは、使用できないので、実質は26席。

新旧を見比べると、窓と座席の位置が低いのがお判りいただけようかと思います。
乗降時には車体が下がり、従来よりも楽になりました。

乗降は通常は前の扉ですが、車椅子利用の方は中ほどの扉が開いてスロープが降りる仕組みになっているそう。
よって、車椅子の方でも低公害バスを利用できるようになっています。

ただし、新型の電気バスか、従来型のハイブリットバスかは、当日現地でなければわからないそうです。

新配備されたばかりの電気バスの為、様々な実際の利用条件下での様子を見つつの運行するそうなので、いずれは電気バスの運行時間が定まるのではないかと思います。

これにより、小田代原や西ノ湖、千手ヶ浜などへのアクセスも簡単にできるようになり、また、山奥の滝のツアーも実施できるようになりました。

その他、ここ一週間の情報は、簡略にまとめてありますので、ツアー頁下部をのPDFをご覧ください。

スノーシュー|奥日光小西ホテル ガイドがご案内するネイチャーツアー (okunikko.co.jp)

戦場ヶ原で社内研修

随分と更新に間が空いてしまいました。
私共もは、平日休館の日が多いのですが、こんな機会はなかなか無いと、先日社長以下6名の有志で社内研修を行いました。

行先は、奥日光の来訪者の多くが足を運ぶ戦場ヶ原。
湯滝~赤沼の間がメインルートになっているので、そこを当館ガイドの案内で歩いてきました。

実は、宿に勤めていると、なかなか近隣の観光スポットを見る機会が無いものでして。。。

観光地にいながら、観光客の方が何を求めているかわからないようでは、おもてなしも出来ない!とまずは手近なところから。

まずは湯滝の観瀑台から。

落差70mの良い滝ですが、見るのが初めてというスタッフも。
華厳滝や竜頭滝に知名度こそ負けるものの、決して見劣りするものではありません。

森の中の苔むす木々や、

見つめる視線の先には・・・

ツキノワグマの食事痕。

こんなものをへし折るのかと、興味深々。

誰もいない休憩所、泉門池でノンビリティータイム。
「いやぁ、いいもんだねぇ」

友人ペアが木立に拳を突き立てて。
青春の一ページみたいですが、

『木って、殴ったら痛いと思う?』
「いや、そりゃ痛いでしょ。」
『本当に?』
「・・・あれ?痛くないw」

という自然体験の一コマ。
ネタを知っているガイド候補生(右端)は、ニヤニヤ。

戦場ヶ原によくあるシーン。
こんなことを自分で体験するのも、とても大事なこと。

好天に恵まれた、良い一日でした。

終了後、
スタッフA:「いやぁ、楽しかった。いいねぇ。」
スタッフB:「今度は戦場ヶ原以外の場所も連れて行って。」
スタッフC:「〇〇さんも今度は参加したいって。」
社長:   「こういうの大事だね。またやろう!」

いつか、スタッフ個々人がお気に入りの場所を見つけて、ご来館下さる皆様と奥日光談議に華を咲かせる、そんな日が来たらいいなと夢想するガイドβでした。